出張で旭川、富良野、そして札幌を旅しました。
さて、投稿は第二弾。
現職の会社で富良野へ、百姓に転身した友人農園への旅そして北大への出張記、会社でブログ執筆を仰せつかったので、頑張ってかきました。
内容は実際に勤め先の企業のWebsiteのブログ欄に掲載されました。
10月中旬ながら、朝9時に到着した旭川空港は気温7.1℃、寒い!
社長と合流し
早速レンタカーを駆って旭川駅に向かい、もう一人前泊していたお客さんをピックアップ、お昼ご飯は、名店の梅光軒本店で旭川らーめん堪能しました。
いよいよ富良野へ出発、さすが北海道、大地も空も大きい
ケンとメリーの木、まだ何とか間に合ったラベンダー畑、を過ぎて
こ、こわい。。。↓
深山峠の観覧車の下でジェラートもいただきました。
そして、いよいよ久しぶりに、もと大学の分析センターの技官から5年前に農家に転身された山川さん宅へ、広大な玉ねぎ畑!
もうひとつ夏はハウスで、メロンを生産されてます。ことしもLサイズのメロンを送ってもらい、本当に美味しかった。
そして、今年は北海道にも台風と大雨で大きな被害があり、ここも水浸しになったりとかなり大変だったそうです。が
無事に玉ねぎも例年通りの収穫が得られたそうです。
北見地方の方ではかなりの打撃とのことでしたが、富良野はまだ最小限に収まったようです。
今年も、またトラクター試乗会で乗せてもらいましたが、相変わらずクラッチが重い。
皆様太ももがプルプルしながら操縦しました。
今年は肥料まきユニットという新兵器も購入されてました。さらなる生産性の向上にあくなき探求心ですね。
夕方は買い出しと、そしてお楽しみの富良野温泉、寒い北の国での湯は最高です。
キタキツネは、警戒心なく車に近寄ってきます。
心ない旅行者がFeedしているのかな、かわいいのですが複雑な気分です。
もちろん、エキノコックスに感染するので、近づいたり、触ることはできません。
お子さん連れのご家族は注意です。
夜は、コテージで、研究者、分析装置も入り混じって懇親会。
※農業の世界ではまだ科学的な見地から、土壌と微生物や有機物と農産物の生産性の具体的な研究成果や、技術革新はなされてないのが現状です。
実際おなじ富良野の大地でも、道路を挟んだ隣同士の畑で、全然玉ねぎの生産高が違うことはよくあるのですが、それは農業一筋50年のおじいちゃんが、土で指でつまんだりなめたりしてみて、「こっちは肥沃な土地であちらは太陽の味がせんのでいかん」といった農家の経験則で、代々受け継がれてきました。
ですが、今後は質量分析装置等を使い、土壌が持つ様々な有機成分や水分量、等々
良い畑の土壌の条件、たくさんの要素を数値化した、いわゆる「畑のスペック」が
一目瞭然の時代が来るかもしれません。
そしてIT革命の次は必ず食糧危機に対抗すべく、
きっと農業技術革新の時代が来ることを夢見て、みんなで白熱した討論会でした。
ではまた。